以前から市野のイオン南にて工事を進めていた、
牛角市野店の工事が進んでいます。
従来の牛角の店舗デザインは古材や和紙や塗り壁を使ったものでしたが、
時流の流れから少しずつシンプルな内装に変わってきました。
イニシャルコストを抑えるために古材や和紙はなくなり、
傷や劣化を押さえるために塗り壁なども採用されなくなってきています。
以前はいわゆる居酒屋焼肉店という位置づけでしたが、
最近の牛角はファミレス的な焼肉店になりつつあるように思います。
店舗デザイナーとしては、こりに凝った店舗を設計したいですが、
デフレの流れの中そうばかり言っていられません。
今回の市野店は店舗としてはかなり大型で、坪数・席数とも静岡県内でも最大規模となります。
その分、建物や設備に費用がかさみ、表面に出る仕上げ部分でコストダウンする必要がありました。
かといってあっさりしすぎていても特徴のないつまらない店舗になってしまいます。
そのあたりに悩みながらデザイン設計をした店舗です。
今後ますます、立地や客単価・業態や客層など総合的に考えて店舗造りをしていく必要があります。
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